更年期障害によく見られる症状
ホットフラッシュ
(ほてり、のぼせ等)
更年期障害で一番顕著に現れる代表的な症状としては「ホット・フラッシュ」がありますが、具体的な状態としては「ほてり」や「のぼせ」、そして突然多量の汗が出てくる「多汗」があります。
●「ほてり」を感じる際の多くが「全身が気だるいような熱いような感じ」というもので、中には肩から腕の辺りに特に強く熱さを感じたり、足の先から太ももにかけて熱い感じがしたりする場合もあるようです。
また、「ほてり」を感じる時に「何だかストーブの近くで体が熱くなって辛いのが、皮膚表面でなくて体中で起きている感覚」と表現する方もいます。
●「のぼせ」とは主に頭や顔に熱さを感じられる際に使用される表現ですが、「ほてり」よりもさらに熱さを強く感じる場合が多いようで、中には額に熱冷ましのシートを貼ったりする方もいらっしゃるぐらいです。
また、朝起きた時から寝るまでの間ずっと続く場合もあれば、何かの拍子に突然急激に熱さを感じる場合まで症状や程度も様々です。
●「多汗」は字のとおり汗がたくさん出ることですが、「のぼせ」や「ほてり」を感じた際に同時に起きる場合が多いようです。
「突然滝のように頭から汗がしたたり落ちてくる」という感じだったり、夏でもないのに「急にカーッと体が熱くなったと思ったら上半身から汗が吹き出してきてTシャツがビショビショになった」というような表現をされる人が多いようです。
頻度としては1日数回という場合から、1週間に数回という場合まで様々で、このような症状は、自律神経の不調と大きく関係していると言われています。
頭痛(偏頭痛、頭重等) 実は日本人は世界でも稀な肩こりと頭痛持ちの多い国です。
頭痛が起きるメカニズムというのは非常に様々で、体質や個人の生活環境に関わる部分が多いのは事実ですが、頭痛は更年期にも多く発生します。
原因としては、女性ホルモン「エストロゲン」の減少が引き金になっていることが多く、エストロゲンの減少によって血管の柔軟性や弾力性が失われ、さらに自律神経の乱れから、神経に誤った情報が送られたり過剰に反応したりすることで頭痛を引き起こします。
これまでは、一般的に女性の方が男性よりも脳卒中や心筋梗塞などの心血管病が少ないと言われてきましたが、近年ではこうした女性の利点が更年期を境として、急速に失われていくことが明らかになっています。
更年期に多く現れる頭痛の種類としては、「頭痛」のなかでも頭痛の7・8割を占める「緊張型頭痛」や「片頭痛」「頭重」といった症状が多く見られるようです。
●「緊張型頭痛」は、頭が締めつけられるような痛みのほか、肩や首が凝る、目眩といった症状を併発する特徴を持ち、別名「ストレス頭痛」とも呼ばれています。
●「片頭痛(偏頭痛)」とは目がチカチカする、視野が狭くなる、肩が凝るなどの前触れの後にズキンズキンと脈打つような頭痛で、 痛みの場所が右側だったり前側だったり局部的な感じの痛み方をする場合が多いようです。
●「頭重」は頭が押さえつけられるように重い感じがし、目を開けているのも辛かったり、脳が活動するのを拒否するような感覚を指します。
目眩、耳鳴り 更年期になると卵巣機能の低下から女性ホルモン「エストロゲン」が減少し、自律神経の乱れ招いてしまいますが、それに合わせて「目眩(めまい)」や「耳鳴り」を生じることがあります。
更年期障害特有の目眩としては、まるで船酔いのようにフラフラ・フワフワした感じで、軽い地震にあっているような感覚のものがあり、その症状がさらに強くなると船酔いと同様に「吐き気」を催したり、同時に「耳鳴り」を伴う場合があります。
一般的な目眩とは、耳の中の三半規管にトラブルがあって平衡感覚がおかしくなることにより生じる場合が多いのですが、更年期の「目眩」は体質や遺伝的傾向が見られる場合もあります。
中耳炎やメニエール病を疑って耳鼻科などを受診しても原因がはっきり分からない場合は、「更年期専門外来」を訪ねてみることをオススメします。
関節痛
(肩こり・腰痛等)
ふとした拍子に肩に激痛が走って腕が上がらなくなった、あるいは痛みで回せる動作範囲が狭くなったりする「四十肩」や「五十肩」など、又、この時期に発生する腰痛などの関節痛には、更年期障害が深く関与しています。
更年期を迎える時期には、骨や軟骨の老化、腹筋などの筋肉も衰えも進行していますので、各関節部に支障がよく見られるようです。
さらに、ホルモン分泌の減少によって、血液循環が悪化してしまうので肩こりや腰痛などの関節痛を進行させてしまいます。
そして、閉経以降は、骨の密度を保持することが出来なくなり「骨粗鬆症」といった大病を起こすリスクが高くなってしまいます。
うつ状態、うつ病 卵巣の機能が低下し、それに伴って女性ホルモンの分泌が減少した結果、心に現れる代表的な症状として「うつ状態」さらには「うつ病」があります。
うつは気分の落ち込みが原因で、日常生活を送る際に深刻な支障が生じやすい心の病気で、人によって症状は様々です。
特に「まじめ」「完璧主義者」などの性格の方がなりやすいと言われています。
うつ病も他の病気と同様、早期発見・早期治療がなりより大切なので、「うつ」かな?と思ったら一人で悩まずに専門家に相談しましょう。
不眠 女性だけでなく男性の更年期障害においても悩みが多いものが「不眠」です。
一口に不眠といっても、「なかなか寝付けない」という悩みもあれば、「早朝覚醒」や「眠りが浅い」など様々な状況があります。
また、不眠は夜間の悩みだけではなく、睡眠不足から「全身の倦怠感」を引き起こし昼間に強い眠気に襲われることも多く、期間が長くなってくると「昼夜逆転」した生活リズムとなってしまい仕事や日常生活にも支障が出る場合もあります。
睡眠不足や昼夜逆転の生活が長期になると、当然体にも負担がかかり、特に「自律神経」の働きを悪くするので悪循環になってしまいます。
不安感、疲労感 更年期障害に悩む方の中には「身体的な症状」よりも「精神的な症状」を訴える方がよく見かけられますが、特に「不安感」や「疲労感」について、目に見えない悩みであることから自分だけで何とかしようとじて、結果的にさらに症状を重くしてしまったというケースが多く見受けられます。
更年期を迎えると、ホルモンの減少によって「他のことに手がつかなくなるほど不安になる」「不安を感じると、胸がドキドキする」「ともかくダルくて何もする気が起きない」等の症状が招かれやすくなりますが、一方で、職場や家庭環境の問題なども大きく関係する時期なのです。
また、どんな年代の方でも、自立して生活するようになれば漠然とした「不安」を感じるものですし、長く人生を過ごしていれば疲れも溜まってくるものです。
あなたが今感じている「不安感」や「疲労感」が、冷静に考えてみてもハッキリとした根拠がないものであるならば、お一人で悩まずに婦人科などの専門医に相談しては如何でしょうか。
イライラ、焦り 「精神的な症状」の中には、前述の「不安感」「疲労感」といったものの他に、訳もなく「イライラ」「怒りっぽい」、なぜかいつも「焦っている」などもありますが、これもホルモンバランスの乱れが招いてしまうものであり、自律神経失調症様と呼ばれることもあります。
そんな時は、無理に気を静めようとせずに気分転換しましょう。
物忘れ、集中力の低下 更年期を迎えて多くの働く方々が悩むのが、業務に直結する能力の低下です。
エストロゲンは、脳内でアセチルコリンという神経伝達物質の分泌を刺激して、記憶をつかさどる海馬をはじめ、脳の働き全体を活性化させる作用も持っています。
その為、排卵前の卵胞期のように、エストロゲンが多いときは記憶力が増し、逆に更年期になると記憶力が低下し、物忘れなどを生じてしまいます。
また、エストロゲンにはドーパミンやセロトニンの分泌を刺激して意欲を増したり、心を安定させる働きもあり、欠如すると集中力の低下をも招いてしまいます。

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